プレビュー考察@公式ニコ生A 2018-02-17
今回は2月17日の公式web番組にて紹介された、<メダリオン>の11枚について。
<メダリオン>以外のカードは後編にて考察しています。
[緑]1cエルナ/ガウェイン
1cエルナは1cエリンシア互換です。完全同一なので使用感は変わらず。普段使いしやすいのはCC先豊富なエリンシアの方ですが、エルナの長所は1cガウェインで名前を参照できること。
1cガウェインはエルナからのアシストを受けられるのがメインと思いきや、なんと『グレイル』にCC可能!
主人公が3-2-70-20であることの強さは【紫単エフラム】の示す通りですが、ガウェインなら混色でも戦闘力を維持できます。
[緑]7-5アイク
あらたに公開されたSRアイクのカードは「戦闘力X」 という新機軸。Xはアイクのレベルの10倍となるため、理論上は戦闘力360まで鍛えられます。どうしろと。
戦闘力ばかりではなく「射程1-2となり、敵を倒すたびに起き上がる」能力にも注目。使用感は2弾5-4マークスに近そうですが、こちらは戦闘力を用意するのに手間取るぶん、連撃にともなう制約は少なくなっています。
ちなみに、こちらのスキルは2cアイラとのコンボが早くも一部で話題に。アイラのBSを使えば、主人公以外への攻撃を回避されなくなるため、『屍兵』などで場を埋め尽くされている状況の打開になりえます。
[緑]3-2ミカヤ
新たな3-2ミカヤ、というだけでも【ミカヤ主人公】の強化であることには違いありません。既存のPRミカヤの枠と、そっくり差し替えたいところ。
能力は5-3ジルの成長促進に近く、リバース1を要する点は『姫の激励』などと同様です。3-2-50-20の賢者という点ではPRセネリオを思い出しますが、こちらは条件も対象も異なるため、使用感はなかなかユニークなのかも。
3-2サザのパンプ役としては固い方ですが、【サザ主人公】の要となる5-3サザとのシナジーはないのが惜しいところです。
[緑]1c/5-3エリンシア
1cについて
ついに来たッ! 支援30、『天空の紋章』もちの1cエリンシアです。既存の5-3エリンシアをCC経由で早出しする際、より汎用性の高いカードが選べるようになりました。
スキルもあたり。<メダリオン>単を推しつつ混色でもプラスに作用する点が見逃せません。退避を作る行為は5-3ミカヤ、3-2レテのスキルの連打を助けられるため、移動に固執せずとも<メダリオン>のデッキとは好相性。
5-3について
このカードの長所は、なんといっても「<メダリオン>の味方を確実に2度成長させられる」ところ。この手の効果に多い「1ターンに1回」「撃破した時」といった制約がないのは魅力的です。
ただし、
- 連撃はCCSである
- 再行動には同名コストを要する
という2つのハードルを抱えているため、なんとなく入れたのでは力を発揮できません。加えて、5-3が戦場に出るタイミングだと、戦闘60の射程1で倒せる相手はそう多くないのも難点です。【シグルーン主人公】で使うのが最良?
[緑]4-3タウロニオ、3-2フリーダ
4-3タウロニオは殴れるジェネラル。スペック的に主人公以外での運用は厳しそうです。Lv4達成は意外に早いものの、
- 絆7枚まで行くなら4-3デルムッドでも攻防80
- オーブ2枚破壊に期待しないなら3-2エディでも攻防80
- 1cが『防御の紋章』『重装の心得』だとすれば攻撃力不足
などの懸念が。
3-2フリーダは3-2エイリークと似たような強化能力が目玉。実質戦闘70のため強力ですが、支援力の都合で主人公づかいが無難でしょう。
下側のスキルは移動能力で、ST4-3キュアンに近い内容。作品内で小さくまとまった印象ですが、この手の主人公としては3-2グレイルの壁が高いようにも感じます。
[緑]1c/5-3ゼルギウス
1cは2弾1cカザハナみたいなもので、誘発する頻度が低い代わりに強化値の高いスキルです。
5-3は同名が増える能力と、それを利用した強化スキルをもっています。強化自体のコスト・パフォーマンスはよい方で、続けていくと6-5漆黒の騎士へとCCできるように。
当該キャラの支援力が低い都合で、毎回そう運ぶとは限りません。とはいえ、90アタッカーにプラスアルファで付いている能力としては、面白い内容です。
また、高コスト高レベルということで、おなじみの5-4エリウッドや3-2レベッカとのコンボも可能。そして、出撃コスト5の自力成長キャラという点では、「乙女」こと2cミカヤとも相性抜群です。
[緑]4-3セフェラン
ハンデス対策兼、成長トリガーで敵移動を行う4-3魔道士。4-3ユリシーズと似ていますが、作用する場所と先が入れ替わっています。
- 手札からは相手に、戦場では自分に作用するユリシーズ
- 手札からは自分に、戦場では相手に作用するセフェラン
といった具合に。それぞれの使い所を考えると、あちらが『暗闇の紋章』対策で、こちらは射程持ちのハンデス要員に対する回答なのかもしれません。
自発的に成長できる射程1主人公と相性がよいことから、原作でもゆかりの深い5-3ゼルギウスとの組み合わせは理にかなっています。